「タララタッタラー!!」

そういっては手作り感たっぷりの「ご依頼しちゃうゾBOX」をどこからともなく引っ張り出してきた。






完成。ご依頼しちゃうぞBOX








放課後、男子テニス部の部室に我が物顔でずかずかと侵入してきたは、「オイオイまたかよこの人・・・」という表情をするレギュラー陣を尻目に、ドサッと抱えてきた箱を机に下ろした。

「ご機嫌よう皆さん。部活頑張ってるかな〜?」
「今から部活頑張るところだよ。邪魔しにきたのならさっさと帰ってくれる?」
「ひょー、ツンデレ!?うへへ。ユッキー実は?実はツンデレキャラ?萌え〜」
「デレのターンが永遠に来ないね。」
「それはツンデレとは言わないぞ幸村。ただの鬼畜だ」
「き、き、鬼畜ですとな!?聞きました柳生君?ユッキーはきーちーくー」
さんあまり調子に乗ると幸村君が魔王から大魔王に変身してしまいますよ。」
「「「マジっすか!?」」」(・赤也・ブン太)
「なんじゃ知らんかったんか?」
「やべーよ魔王から大魔王かよ・・・俺らなんか一瞬でパーンじゃないっすか!」
「おい。幽霊とかそんなのどうでもいいからまず立海の大魔王を退治しろよ!!」
「おう、腕が鳴るぜー!」
「君ら僕に喧嘩売ってる?ん?」

「いい加減にせんかー!!」

部活そっちのけで話をし始めたたちについに真田がキレた。顔を真っ赤にして鼻息の荒い真田にグフフと笑う

「まぁまぁ。そのように興奮されますと血圧上がっちゃいますよ。おじさんなんだからもっと体をいたわりたまえ〜」
「誰がおじさんだ!!」
「いでぇぇぇぇぇぇぇ!!ぶった、ぶったね!?親父にもぶたれた事ないのに!!えぇ〜んゆっきー」
「鼻水付くから近寄らないでくれる?」
「えー。またもやツンなんですか?そろそろデレがみたいなぁ〜」
「だから幸村は鬼畜だといってるだろう」
「柳君ちょっと空気読みましょうよ!ユッキーはツンデレなんです!べー!だ」
「ちょ、先輩!!柳先輩が開眼するっス!丸井先輩助けて!」
「お、おう!!行くぜ、ジャッカルが。」
「なんで俺なんだよ!?」
「あれ、ジャッカル君いたんですか?知らなかった〜。あ、そうだこの箱ね!」
「どうゆう切り替えじゃ、どうゆう・・・」

ここに来てが初めて持ってきた箱について話し始めた。すでに先ほどまでのやり取りは頭からポロリと抜け落ちているらしい。

「タララタッタラー!!ご依頼しちゃうゾBOX〜」
「なんなのだこのボロい箱は。ばっちーな」

そういって真田は箱をベシベシと叩いて、ついにはぶっ壊してしまった。それを見たの顔には、さっきまでのやらしいーニヤニヤ笑いではなくて、まるでムンクの叫びのような表情が浮かび上がる。

「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?真田君、なんという事をぉぉぉぉぉ!せっかく夜なべして作ったんですよ!?そ、そ、それをたった5ベシベシで粉砕してしまうとわっ!?」
「あ、アノ完成度で夜なべですか、さん・・・・もっと頑張りたまえ」
「柳生君酷いですぅ〜あたしの血と涙の結晶なんですよ!?もっと敬意を払いたまえぇぇぇ!!!!あぁぁぁぁぁこんな無残な姿にぃぃぃぃ、ジョセフィーヌゥゥゥゥ」
「お前さっきご依頼しちゃうゾBOXっていってなかったか?」
「ジャッカル君は黙って!ケツ触りますよ。ホ〜レホレホレ!」
「お前よりによってジャッカルのケツはねぇーだろぃ・・・」
「きもいッス」
「なんだね君たち。やきもちかねウヘヘ?わーおねぇーさんモテモテ!」
「幸村、をどうにかしんしゃい!キモくてかなわん・・・」
「知らないよ。真田にでも任せておけばそのうち飽きて帰るだろ?」



「真田虫〜ケツ触らせてくだされぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」


この日、結局暴れだしたのために部活はままならず、激怒した真田にはこってりと搾られた。

そして「ご依頼しちゃうぞBOX」は、自称ミステリー探偵団の事務所となっている第4実験室の前に、真田によってぶっ壊されたそのままの姿で置かれることになりました。






ちゃんちゃん













あとがき


ハハ、ただのギャグだな・・・
いつになったらホラー要素がはいってくんだろうね?
2008/05/26