「起きろばっかものが!!」

心地のよい暖かさで私の体を包む布団に包まり、
素敵な王子様が迎えに来てくれるという夢を見ていた私は脳天に落ちてきたあまりの衝撃に星を飛ばしながら飛び起きた。

「いたひ・・・」

痛む頭を摩りながら、寝起きで半分しか開かない目を開けると、
私とは似ても似つかないお兄ちゃん、もとい真田弦一郎が仁王立ちして私を見下ろしていた。

「お前は入学早々遅刻する気か?今何時だと思っているのだ。」

意識の朦朧としている私をもう一度殴りながらゲン兄は部屋を後にする。
あとに残された私は目覚まし時計を見て絶叫した。


唯今の時刻7時ジャスト。
学校までかかる時間は約1時間30分。





どう頑張ったとしても遅刻は間違いない。


プロローグ




あとがき

真田をお兄ちゃんと呼びたい!!